株を始めたんですー。
★売り場
株を売るのに適した局面を指します。
上げ相場が続き天井に近づいて高値に対する警戒感が出始めたときや、相場が急騰したときなどが「売り場」であるとされています。
しかし投資家にとっては高値で売れるにこしたことはないわけですから、「さらに高値がつくのではないか」という期待感が先に立ってしまうのが普通です。
売り場を見極めるのは、「買い場」のタイミングをつかむ以上に難しいようです。
この絵本はまたたくまにイギリスの子どもにも大人にも愛され、
その後ポターは、動物を主人公にした楽しい物語に魅力的な挿絵をつけた絵本を、
二十四冊も出版して世界的な絵本作家となりました。
この物語の英語はビクトリア朝の古い英語で、
日本語にたとえれば明治時代の言葉づかいです。
しかしイギリス人はそれを現代の英語に直さずに、そのままで大切に伝承して子どもに語ります。
言葉づかいが古くても、読んでもらった時の読み手の気持ちが伝わって
くるときは、子どもも読み手と共に入って歓びを共にします。
絵本の言葉は選び抜かれた言葉です。
時代とともに必ずしも新しく語り変える必要はありません。
むしろそのままで読み伝えて、選び抜かれた言葉の美しさを口伝えにしてゆくのも、
貴重な絵本体験の一つです。
ところがこの絵本が、文字通り古典として百年間も読みつがれ、
イギリス以外の多くの国々でも翻訳出版され、わが国においても邦訳が出版されて以来、
すでに三十年間も読み続けられています。
それほどに子どもにも大人にも魅力のある絵本です。
作者のビアトリクス・ポター(一八六六-一九四三年)が、
知り合いの人の息子の病気見舞いに、
小さないたずらうさぎの物語を絵入りの手紙として送ったのが、
この絵本ができるきっかけとなりました。
後にこの絵手紙を眼にした編集者のすすめで、
ポターは改めて水彩画の挿絵を添えて小型の絵本にし、
『ピーターラビットのおはなし』として一九〇二年に出版しました。
ビアトリクス・ポター作・絵/いしいももこ訳/福音館書店刊
ぼくもわたしも、お父さんやお母さんも、おじいさんやおばあさんも、
ひいおじいさんやひいおばあさんも、
イギリス人のみんなが愛してきた絵本があります。
イギリス人なら誰もが子どものとき読んでもらい、
その子が親になったとき、わが子に読んでやったといううさぎの物語の絵本、
それが『ピーターラビットのおはなし』という、手のひらに乗るくらいの小型の絵本です。
眼を見はるような派手な絵本ではなく、
むしろもの静かな印象を与える目立たない絵本です。
それを実際に試してみるのに最適な絵本が、
バージニア・リー・バートンの傑作絵本『ちいさいおうち』です。
この本はアメリカで一九四二年に出版され、
日本語訳が一九五四年に出版され、もう五十年間も読みつがれてきた物語絵本の古典です。
私自身も子どもたちと繰り返し読み、その内容のゆたかさ、
作者の思索の深さ、緻密な絵が物語を語る力に感嘆しました。
一日、一週間、ひと月、春夏秋冬の四季の移り変わりを通じて一年、
さらには人間社会の時代の変遷と、その中での人々のくらしや幸福感までもが語られています。
また目には見えない「時間」が、子どもにも眼に見えるように理解できる奇跡のような絵本です。